久保建英

(前略)久保はその実力を認められ、スペイン内外で経験豊富なウナイ・エメリ監督に求められてビリャレアル入りしたと伝えられているものの、予想以上に出場時間を得られていない。期限付き移籍での新入団選手というのが大きく影響しているかもしれないが、マジョルカの時とは比べものにならないほど厳しい環境下にいるのは確かだ。それはメンバーのうち16人が代表経験者(スペイン8人、アルゼンチン3人、コロンビア、エクアドル、モロッコ、ナイジェリア、日本各1人)という、ハイレベルな選手が多数いることでも証明されている。

加えて、ビリャレアル所属選手のスペイン1部リーグ出場試合総数は3308試合となっている。これは3449試合のレアル・マドリード、3332試合のビルバオに次ぎ、スペイン1部20クラブ中3番目に多い数字であり、ビリャレアルにスペイントップリーグでのプレー経験豊富な選手がそろっていることを意味している。

中盤から前線にかけてのレギュラークラスの出場数を見てみると、パレホ356試合、イボラ269試合、トリゲロス227試合、ジェラール・モレノ208試合、モイ・ゴメス178試合、パコ・アルカセル168試合、バッカ161試合、チュクウェゼ68試合、コクラン64試合、そして久保は40試合となっている。誰もが久保よりスペイン1部リーグでの経験値が高く、多くの選手に昨季もビリャレアルでプレーしていたことで、チームにフィットする時間を必要としていないというアドバンテージがある。